Posted by : Hokkaido TURNS
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北海道は土地が広く、ドライブなどで移動しても至る所に田園風景や牧場が広がっており、どこでも一次産業が行われています。たしかに、全国の食料自給率が約39%なのに対し、北海道の食料自給率はなんと約173%と言われるなど、北海道の農業・漁業は日本の食を支えるとても重要な役割を担っています。


しかし、それだけ土地があるのだから「一次産業で働くぞ!」と安易に考えると、そう一筋縄ではいかないかもしれません。ここでは、一次産業の中でも特に人気の「農業」のはじめ方を、簡単にお伝えします。

はじめに


まずはじめにすべきことは、自分が実現したい農業のイメージをはっきりさせることです。漠然と北海道に憧れ、なんとなく農業をやってみたい!という方が多数いらっしゃるのですが、それだと現実とのギャップに愕然とさせられるかもしれません。「どんな農業をやるのか?」「どこで就農するのか?」ということ、そして「なぜ農業をやるのか?」といった点を自問自答して、はっきりさせたほうがよいでしょう。


まずは情報収集から

さまざまな方法が考えられますが、北海道で就農を考える場合の相談窓口として代表的なところはこちらの「北海道農業担い手育成センター」です。まずはご自分の実現したい農業のイメージをお伝えしてみましょう。

北海道農業担い手育成センター
21世紀の北海道農業を担う若者を育成・確保するための総合窓口として、北海道・市町村をはじめ、農業関係期間・団体によって設立され、各市町村の窓口(地域担い手育成センター)や関係機関・団体などと連携を図りながら、さまざまな支援を行っています。

*他にも、就農希望地のJA(農業協同組合)や役所の農政課などは、各地域のきめ細かい情報を持っており、お願いしてお話をうかがうのもひとつの方法です。また、自治体で独自に就農研修プログラムを用意しているところもあります。これらの有無は、本サイトの各市町村別ページでもご紹介しています。

農業法人への就職
農業をはじめる方法としては、独立して経営者になる他、農業法人へ就職する方法もあります。農業法人の求人は、以下の様なサイトで公開されています。


こうした情報をもとに、まずは就職をして経験を積む、というのもひとつの選択肢となるでしょう。いきなり独立する、というのはかなりリスクが伴います。金額面だけでも、機械や苗、施設や肥料など、初期投資だけで3,000~4,000万円ほどの費用がかかると言われています。

またこうした初期投資や、農家になるための研修に必要な資金を国や北海道、市町村が支援してくれる制度がありますが、これらの支援制度を利用するには、北海道知事が認めた「認定就農者」になる必要があります。

「認定就農者」になるには、農業研修をしながら「就農計画」を作成し、認定を受ける必要がありますが、その認定を受けるために必要な「農地の確保」が非常に困難となっています。

まとめ


「認定就農者」制度の現状などを踏まえると、まずは農業法人や農家に社員として就農し、経験を積むことが一番の近道なのではないかと思います。社員として経験を積むことで、将来的に独立した際に役立つ経験も多数得られるのではないかと思います。
いずれにしても、まずは自分が実現したい農業のイメージをはっきりさせることが必要です。

林業をはじめるには?

北海道で林業を希望する方向けに、以下の様な相談窓口が用意されています。


一般社団法人北海道造林協会北海道森林整備担い手支援センター
北海道で森林の仕事を希望する方へ、林業の基礎知識を得るための研修や情報提供、森林の仕事ガイダンス、林業就業相談などを行っています。




漁業をはじめるには?

北海道で漁業を希望する方向けに、以下の様な相談窓口が用意されています。


北海道漁業就業支援協議会
21世紀の北海道漁業を担う若者を育成・確保するための総合窓口として、一般社団法人北海道水産会北海道内に設置されています。北海道で「漁師になりたい」という方々のために、相談業務を行っているほか、体験談などの情報をHPや冊子で提供しています。




市町村ごとに、農林水産業を始めたい方への支援や助成を実施している場合があります。「市町村別の情報」もあわせてご覧下さい。


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